ISO 26000とは?あいえすおーにまんろくせん
ISO 26000とは、組織が社会的責任を果たすための考え方と取り組み方をまとめた、国際標準化機構(ISO)の国際規格。組織統治・人権・労働慣行・環境・公正な事業慣行・消費者課題・コミュニティへの参画という7つの中核主題を示す。守るべき要求事項ではなく手引であるため、審査を受けて認証を取る規格ではない。
最終更新:2026-10-10
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組織が利益だけを追えば、労働環境や環境負荷、取引先への圧力といった負担が社会の側に回る。国ごとの法規制だけでは、国境をまたいで事業を行う組織の行動をそろえられない。そこで法令の上乗せではなく、企業・行政・非営利組織のどれもが共通して参照できる手引として国際規格がまとめられた。責任の範囲を自社の中に限らず、取引先や地域まで広げて考える点が特徴である。
具体例
ISO 9001(品質)やISO 14001(環境)は審査を受けて認証を取得する規格だが、ISO 26000には認証の仕組みがない。多くの企業は、サステナビリティ報告書や統合報告書の中で、7つの中核主題に沿って自社の取り組みを整理し公表するという使い方をしている。
試験での引っ掛け
ISO 26000は認証を取得する規格ではなく、手引(ガイダンス)である。認証取得を前提とするISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)、JIS Q 27001(情報セキュリティ)と取り違えやすい。また対象は企業に限らず、行政機関や非営利組織を含むあらゆる組織である。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問14(IPA)
ISO 26000とは、組織の社会的責任についての国際規格である。ISO 26000で定められている、企業が果たすべき社会的責任を表す用語として、最も適切なもの…
正解:CSR
要点:企業の社会的責任=CSR。ISO 26000がその手引
ISO 26000は、あらゆる組織を対象に社会的責任の手引を示した国際規格である。企業が利益追求だけでなく、人権や労働慣行、環境、消費者課題などに配慮して社会に責任を果たすという考え方を、一般にCSR(企業の社会的責任)と呼ぶ。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 8. 標準化関連 > (3) 標準化団体と規格に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。